「うちの子、遊びの中でどんな風に成長できるのかな?」
そんな悩みを持つパパ・ママに向けて、社会福祉士であり、10年以上障害福祉の現場に関わる筆者が、年齢別におすすめの療育おもちゃを厳選しました。
この記事では、0歳〜6歳までの子どもにぴったりな療育グッズをプロの視点で紹介します。
それぞれの発達段階に合わせて、楽しみながら「ことば・体・こころ」の成長をサポートできるおもちゃばかり!
「今の年齢にはどんなおもちゃがいいの?」
「発達に不安があるけれど、何から始めたらいい?」
そんな方にも安心して選んでもらえるよう、実際の現場でも使われているおもちゃや、保護者さんからの評判が高いアイテムを中心にご紹介していきます。
1. 療育おもちゃとは?

療育おもちゃとは、発達支援のために設計された、感覚・運動・認知・社会性を伸ばすことを目的としたおもちゃのこと。
「遊んでいるうちに“できた!”が増えていく」
そんな魔法のような力があります。
2. 年齢別おすすめ療育おもちゃベスト10
🔹 0〜1歳向け:五感で楽しむ!感覚あそびおもちゃ
①オーボール
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- 握りやすく、振ると音も◎
- 手の動きを育て、追視の練習にも
②布絵本(触感タイプ)
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- パリパリ、ふわふわ…感覚刺激にピッタリ
- 舐めても安心素材が多いのも嬉しい
🔹 1〜2歳向け:手指の動きと集中力を伸ばす!
③スロープトイ(玉ころがし)
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- 玉を目で追う→因果関係の理解を育む
- 順番待ちや注視の練習にも最適
④リングスタッカー
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- 大小を見分ける練習+指先の器用さUP
- 色や数の概念に触れる導入にも◎
🔹 2〜3歳向け:言葉とごっこ遊びの芽が出る!
⑤音の出る絵本(動物・のりもの系)
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- 音と名前をリンクさせて語彙が増える
- 指で押す動作で選択力も刺激
⑥型はめパズル
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- 形・色の識別/手と目の協応
- 「これは何かな?」と声かけのきっかけにも!
🔹 3〜5歳向け:想像力・社会性を楽しく育てる
⑦ままごとセット(木製)
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- ごっこ遊びで“順番”や“役割”を自然に学べる
- こだわりのある子も入りやすい設定が可能
⑧ブロック(デュプロ・マグネット式)
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- 作る喜び+“崩れてもやり直せる”柔軟性を育む
- 言葉のやりとりが増える遊び方ができる
🔹 小学生向け:集中・論理・ソーシャルスキルをUP!
⑨ラビリンスゲーム(ボール転がし迷路)
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- 手先の巧緻性+空間把握のトレーニング
- 「できた!」体験が自己効力感に!
⑩カードゲーム(UNO・ナンジャモンジャ)
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- ルールを守る・順番を待つなどSSTにも
- 家族での遊びにもおすすめ!
3. おもちゃ選びの注意点

- 年齢より「今できること」に合わせる
- 興味のあるテーマを選ぶ(車・動物・音など)
- シンプルな仕組み×反応が明確=集中が続く
- 「遊び方を限定しない」おもちゃは想像力を育てる
4. 療育おもちゃは親子のコミュニケーションにも!

おもちゃを通して「目が合う」「一緒に笑う」そんな瞬間がぐっと増えます。
社会性や言葉の発達にとって、“人と関わる楽しさ”が最も大切。
「楽しいね」「もう1回やってみようか」と、気持ちを共有する時間が、子どもにとっての何よりの栄養なんです。
5. まとめ
- 療育おもちゃは「楽しみながら発達を促す」味方
- 年齢・特性・興味に合わせた選び方がポイント
- 親子で遊ぶことで、信頼関係も育てられる