「うちの子、毎日泣いたり怒ったりで何も進まない…」
「言葉で説明しても伝わらない、どうしたらいいの？」
「イヤイヤ期ってこんなにつらいの？」
そんな声をよく聞きます。とくに、発達がゆっくりな子どものイヤイヤ期は、意思疎通の難しさ・感覚過敏・こだわりなどが重なって、親子でヘトヘトになりがち。
そこでこの記事では、障害福祉の現場で10年関わってきた社会福祉士の目線から、「これがあると本当に助かる！」と感じた便利グッズ10選をご紹介します。
すぐに試せる実用アイテムばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
イヤイヤ期を乗り切る便利グッズ10選
①【感情を伝える力を育てる】おしゃべり絵カード
言葉が出にくいお子さんでも、「うれしい」「いや」「つかれた」などの気持ちを指差しで伝えられます。
✅癇癪の予防＆自己理解のサポートに。
②【予定の見通しが安心に】スケジュールボード
「次に何をするのか」が視覚でわかると、切り替えがスムーズに。登園・お出かけ・お風呂などのルーチンにも◎。
③【音・光で気持ちを切り替える】タイマー付きお片付けブザー
「5分後におしまいね」を視覚＆聴覚で知らせる便利タイマー。時間感覚が育ち、癇癪の予防にも
④【感覚過敏にやさしい】シームレスソックス
靴下の縫い目が苦手な子に大人気。登園前の「イヤイヤ靴下拒否」にも効果的。
⑤【気持ちの切り替えに】ぬいぐるみ型お守りグッズ
「ここに触れたら安心する」“安全基地”になるアイテム。持ち歩けるサイズ感もポイント。
⑥【五感刺激で落ち着く】スクイーズ
モミモミ・にぎにぎできる安心グッズ。感情が爆発しそうな時のクールダウンに。
⑦【こだわりの靴下・服問題に】タグレスインナー
「チクチク」「タグがイヤ」問題を解決。着替えのスムーズさが段違いに。
⑧【イヤイヤの“逃げ場”に】テント型こもりスペース
気持ちが高ぶった時の“こもり場所”として人気。子ども専用の安心空間に。
⑨【視覚支援に最適】ピクトグラムシール
ドア・収納・身支度スペースに貼るだけで、視覚で指示が通りやすくなる！家庭でできるミニ療育。
⑩【親のメンタルを守る】子育て本＆SNSコミュニティ
“頑張りすぎない子育て”を応援する本やコミュニティも、実は超大事。頼れるものに頼ってOK！
まとめ：便利グッズで、イヤイヤ期は「ちょっとラクにできる」
イヤイヤ期は、親子の絆を育むための大切な時期。
でも「しんどい」と感じたときに、手助けしてくれる道具があることを、どうか知っておいてください。
発達がゆっくりな子どもには、見えづらい苦手さや困りごとをフォローしてくれるサポートツールがたくさんあります。
親も子もニコッとできる時間が増えるように、少しでも役立てばうれしいです！
